本日、ショップブログの方にレーザー加工機の問い合わせがあったのですが、どうやら、私と同じレーザー加工機を購入して苦労しておられる方が、沢山おられるようですので、少し私なりに使用後の感想を述べておきたいと思います。まず、私の場合、追加でMoshiDrawの基盤と、円筒用の加工機をセットで購入いたしました。そのため結講金額的には高くつきました。レーザー加工機が届いてから、いろいろと、不具合もあり、レーザー管も交換するということまでありましたが、今のところはなんとか、こだらかしながら(解りますか?私の地区での方言だとおもうのですが、、ちなみにごまかしながらといった感じかな?)使っているという状態です。はっきり言って、値段相応です。安かろう悪かろうといった感じでしょうか。だってどう考えたって普通にこのクラスのレーザー加工機を買おうと思えば、100万円以上はしますからね。でも、うまく使いこなせば確かにコストパフォーマンスは最高でしょう。
とりあえず、私の場合は、本当になんとか、、、という感じで使えています。精度もそんなに悪くもなく、小さな文字まできっちりと彫刻されています。それでもブログにも少し書きましたが一度、XY軸の動きの悪さを調整しなければならない事態におちいりました。今回はなんとかその不具合は解消させる事ができましたが、はっきり言いますと、完全に解消出来ているわけではありません。それというのも時々やはり脱調することがあるからです、この現象はあきらかに、この機械の製造段階での設計ミスにあると思っています。脱調はおそらくガントリー式の橋桁全体を移動させる時に起きていると考えられます。普通はガントリー式の場合は左右にリニアガイドをもうけるのが普通ですが、この機械にはそれが片方にしかありません、そうです、コスト削減のためでしょう。そのために、左右の移動バランスがうまくとれていないとどうしてもリニアシャフトのスライド部分に抵抗が生じてしまい、それが原因で動きが制限され、脱調が起こっていると考えられます。此れを解消するには、左右ベルトの張力でバランスをとる必要があり、而もその調整範囲は非常に微妙です。此れは実際に私が調整を何度も繰り返しとても苦労したので間違いないでしょう。もし、脱調でお悩みの場合はこの部分を重点的に確認されることをお勧めします。
それとソフトの面ですが、MoshiDrawはとても簡単なソフトなので、あまり複雑なデザインをする事は出来ません。とりあえず、Corel Drawでの連携は確認しましたので、その使い方が一番だと思います。
それと、彫刻と、カッティングの同時加工は今の所まだ成功していません。おそらくMoshiDrawでは、対応していないような気がして来ました。この部分についてはただいま、購入先に問い合わせをしている最中です。
現在の時点での私の使用感はこんな感じです。また、気が付いた事等あれば折に触れ書き綴りたいと思っております。
とりあえず、今日はこの辺で、、、^ ^;
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