2014年3月6日木曜日

マイ旋盤

今日は寒いですねえ、
工房に来るなり、ストーブに火を入れました。
実は昨日、木工旋盤について問い合わせがあったので、今日は私の使っている旋盤のよいところと悪いところを取り上げてみたいと思います。
まず、これが現在私がメインで使っている旋盤です。
VERIOKのVM-1000ですね。
 
まずこの旋盤のいいところですが、安い!”ということです。
本当に安いんです。しかも値段のわりに、作りは悪くありません。CVT方式の変速機はついてますし、1Mくらいのものまで加工できちゃうってことでしょう。。基本デザインは、KERVのLM-1000とまったく同じです。
しかもなぜか、ベッドが硬いので傷が付きにくいです。(これは使ってみてちびていく感じがまったくないので間違いないです。)
こちらがヘッドストック。ちなみに変速機はCVTの無断変速です。60Hzでだいたい600回転から2400回転といったところです。
こちらがテールストックです。  実は昨日問い合わせの中で、一番問題になった、この旋盤の欠点です。 それは、例によって作りの悪さから来るテールストックのガタです。
用は、ベッドの溝とテールストックの突起がゆるいということですね。
したがいまして、手元に届いた段階ではものすごいガタがあるので、まともな精度は望めません。
仕方がないので、ちょこっと手を加えています。
それがこちらですね。テールストックの溝に入る部分に鉄製のプレートをネジで止めてあります。もちろん前後にです。これを、取り付けたところ、ベッドの溝幅がきちんとそろっていないことが判明いたしましたので、摺動面の硬いところを摺り合わせる必要がありました。
用は横から見るとこんな感じですね。これで、とりあえず問題は解決です。今現在不具合もなく精度もそこそこで使えております。
これから、木工旋盤を買われる方の参考に少しでもなればと思い取り上げてみました。
 







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